前回のエントリで紹介したローカルで利用可能なGTDツール「GTDStyleWiki」だが、そろそろ使い始めて1ヶ月以上になる。使っているうちに、 ちょっと陥ってしまったジレンマがある。どなたか、よい解決策をお持ちではないだろうか?なお、「GTDStyleWiki」 のベースであるTiddlyWikiにそんなに詳しくない。的をはずしているかもしれないので、その場合はご容赦いただきたい。
私が陥っているのは、名前のバッティングである。「GTDStyleWiki」は、ベースであるTiddlyWiki同様、
同じ名前の記事(「GTDStyleWiki」ではToDo)は作成できない。わかっていたことではあるが、
これが私のGTDの実践においてネックとなりつつある。
私の場合、日常の作業では同じようなことを繰り返すことが多い。例えば、「Z社○○氏にTEL」などである。私は、完了したtodoも「完了」
状態で残しているため、新たにZ社○○氏に電話をするToDoを登録する場合、
同じ名前でtodoを作ろうとすると上書きするかどうか聞いてくる。以前のToDoは残しておきたいので上書きはしないように、
後から発生したToDoには新しい名前をつけることになる。ところが、これが何度も発生するため、だんだん収集がつかなくなる。
「Z社○○氏にTEL」
「Z社○○氏に見積書の件でTEL」
「Z社○○氏にプロジェクトAの見積書の件でTEL」
「Z社○○氏にプロジェクトBの見積書の件でTEL」
こんな具合に後から発生するtodoはどんどん名前が長くなってしまう....。フローにするとこんな具合。

メモ的にTiddlyWikiを使っている際には、基本的に同じ名前が発生することが少なく、 仮に発生しても既存の記事を編集モードで開き、そこに追加すればいいだけだ。しかし、GTDの場合は新しいToDoと終了したtodoは、 同じ名前で異なるステータスを持たせたい。たとえば、INBOXに入れる「Z社○○氏にTEL」と完了した「Z社○○氏にTEL」のように。 しかし、これはできない。
完了したTODoを「完了」にせずにゴミ箱に捨てればいいのだが、後で以前のtodoを見直す必要があるため、 簡単には捨てることができない。とりあえず、今は頭に日付をつけるなどしてしのいでいる。
しかも、GTDStyleWikiの場合には、ある便利な機能のおかげでさらに名前のバッティング問題がややこしくなってしまう。 その便利な機能とはToDoアイテム一括生成マクロだ。ToDoアイテム一括生成マクロは、 プロジェクトを細分化し各項目を自動的にtodoにし、INBOXに放り込んでくれる機能だ。この機能を知ったとき、こりゃ便利だと飛びつき、 早速使ってみたのだが、名前のバッティングに拍車がかかり、いっそう収拾がつかなくなってしまった...。
以下に私が実際に陥った操作を再現してみる。
私の場合、複数のプロジェクトを平行して行うことが多い。例えばプロジェクトAとプロジェクトBが平行して走っていると仮定しよう。 このプロジェクトA、Bでは共に、「提案書作成」「見積書作成」といったToDoが必要だとする。 これを下図のようにプロジェクト内のToDoとして記述する。なお、ToDoアイテム一括生成マクロは、 <<tooo>>と書いた後に、プロジェクトを分解した単位を記述すると下図のプロジェクトBにあるように 「ToDo生成」ボタンが表示される。下図ではすでにプロジェクトAでToDo生成が完了した状態。

ここで、プロジェクトB内のToDo生成をクリックすると、既存のプロジェクトAと同じ名前のToDoは作成されず、 異なる名前のToDoのみ生成される。今回の玲では、 プロジェクトB内で4つToDo項目を記述しているにもかかわらず2つのToDOしか生成されない。

ふつうに新規ToDOで作成した際に名前がバッティングした時は、「・・・という記事はすでに存在します。 OKを選択すると上書きします。」とダイアログボックスが表示されるが、 ToDoアイテム一括生成マクロでToDOを生成する場合は表示されない。また、プロジェクトA、B両方に、「提案書作成」と「見積書作成」 のチェックボックスができるのだが、名前でしか判断していないので、どちらかの「提案書作成」(もしくは「見積書作成」)をクリックしても、 同じ「提案書作成」ToDo(もしくは「見積書作成」ToDo)を参照することになってしまう。
不用意に上書きをしないようにという配慮だとは思うが、 ToDo生成時には生成した件数を表示するだけでバッティングした名前の項目だけが作成されないため、 どのToDoが生成されなかったのかは自分で確認する必要がある。
その後、仕方がないので、プロジェクトBの「提案書作成」を「プロジェクトB提案書作成」という名前に変更し、 もう一度ToDoアイテム一括生成マクロを用いてtodoを作成することになるのだが、 ここまでに生成されたToDoをINBOXで確認すると下図のようになる。

うーん、自分で作ったにもかかわらず、すでに「提案書作成」が何の提案書作成かわからくなっている。プロジェクトA内に「提案書作成」
と記述しているときはいいのだが、ToDoアイテム一括生成マクロで生成後は、INBOXに分解された状態で入ってしまう。記述するときは、
プロジェクトA内に書いているのだからプロジェクトAの「提案書作成」だということは明白である。にもかかわらず、わざわざ
「プロジェクトAの提案書作成」と命名するのもねぇ。
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以下は、個人的な考えで内部的なことや可能かどうかはいっさいわからずに言うのだが、名前空間が使えないものだろうか? ToDo生成時に、見かけ上は「ToDo名」だけでも、内部的に「プロジェクト名:ToDo名」や「日付:ToDo名」 といったように内部管理してくれるとうまくいきそうなのだが。さらに、ToDo生成時のオプションとして名前空間なしの選択もできれば、 メモ的な使い方と併用できそうな気がするのだが...。


GTDStyleWikについて、この記事の内容が参考になりました。
ありがとうございます。